住宅・古民家風住宅
2017年8月8日

日本の木造ってすばらしい -社長手記-


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● 工事の経緯

昨年から熱海にて、昭和17年築の木造建築の改修工事を頼まれ施工しました。

築75年の改修工事は何社もの工務店が下見の際

『壊して建てなおした方が良い。その方が早くて安く出来る!』と言ったそうです。

確かにそうかもしれません。。。

しかし、私は『これを壊したら二度と同じようには建ちませんよ。』と言いました。

今、この業界は金額の高い安い。工期の早い遅いの判断だけで決められていく事が殆どです。

家づくりに対する【情熱】や【技術】は見積りに載せようもありませんが

何故その金額になるのか…理由など知らないまま、総額だけで判断されてしまいます。

しかし、熱海のお施主さまは『良い建築を残したい』『先代からの想い』を大事にされていました。

お施主さまと弊社の想いが【ご縁】となって、この度の改修工事が始まりました。

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    【上野地足場掛け】

 

● 工事を進めるにあたって

土壁の臭い。竹小舞。下地窓。まさに日本建築です。

土壁の家は、伊豆では殆ど残っていないと思います。

驚いたのは、31坪の家にヌキの筋かい(15mm×90mm)が数本しか入っていませんでした。

これで75年も建っている。日本の建築技術は素晴らしいとつくづく思います。

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  【竹小舞下地】

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     【ちりトンボ】

 

● お客さまより

これ程良くなるとは思わなかった。

屋根裏と通気工法でエアコン無しでも寝られる。と、お喜びの言葉を頂きました。

想い出を残しつつ、新しい工法を取り入れた【温故知新】の施工に

とても満足されています。

これからも『心にしみる家づくり』を目指していきたいと思います。

 

㈲加藤美建  棟梁 加藤和司

 

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