社寺建築
2018年6月11日

沼津大中寺 改修工事間もなく竣工


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静岡県沼津市大中寺恩香殿(登録有形文化財)の改修工事がまもなく終了致します。

恩香殿とは、明治42年(1909)に、現住職 光悦和尚より

4代前 真覚玄璋{まさめげんしょう}和尚が

皇室の方々「特に昭憲皇太后や大正天皇そして当時皇孫殿下とお呼びした後の昭和天皇」の

御休息の御殿として建てられ、庭でうさぎを放し、遊ばれたこともあるとの事…

当初は書院として建てられた後、恩香殿と称された事が、今回の修理により判明しました。

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  ● 改修前の屋根

大中寺は梅の寺としても知られ、恩香殿は庭を見る為と言っても良い建物で

その約25坪の建物の中には、140本もの建具が収まっています。

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     ● 全ての建具を外した状態

東西の建具を開けるとすべて見通せるように設計され

1本の筋交いも入っておらず、100年以上の歴史を耐えてきた木造建築物ですが

経年劣化・雨漏り・シロアリ・キクイムシ等の被害により

この度の改修工事に至りました。

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       ● 腐食した部材

 

 

また40年以上に渡り、大中寺さまの様々な工事をさせていただける事を

檀家さま方、住職さまに感謝致します。

 

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